身近なトラブル
どの家庭でもいくつかの保険に入っていると思います。家の火災保険もそうですし、自動車の保険、生命保険もあります。これらは非常に大切な保険ですが、最近は身近なトラブルに対する保険が注目されつつあります。
ニュースで自転車と歩行者の事故で、巨額の賠償命令が出された事例がありました。日常生活での身近なトラブルとはいえ、金額が小さいとは限らないのです。こうした賠償責任を保証するのが個人賠償責任保険というわけです。
身近に起こるトラブルとは、他人をケガさせてしまったり、他人のモノを壊してしまった場合ですが、例えば、
①飼い犬と散歩中に、偶然通りがかった人を噛んでケガをさせてしまった。
②マンション住まいで、洗濯機の排水ホースが外れてしまい、下の部屋に水漏れしてしまった。
③自転車で歩道を走行中に他人にぶつかりケガをさせてしまった。
④買い物に行った店内で、誤って商品を落とし壊してしまった。
⑤立食パーティなどで食事を落とし、他人のドレスを汚してしまった。
⑥子どもが野球をしていて、他人家の窓ガラスを割ってしまった。
こうした事例は挙げていけばそれこそキリがないわけですが、確かにどれも身近にありえそうなトラブルばかりです。
窓ガラスあたりまでなら何とか弁償できると思いますが、人に怪我をさせての賠償などはかなりの高額になることもあります。今や、個人賠償責任保険はなくてはならない保険なのかもしれません。