個人賠償責任保険、お得な加入方法



保険の対象

 

 

個人賠償責任保険の対象となる人についてもおさらいしておきましょう。せっかく保険に入っても、対象者でなかったら話になりません。しかし一般的にこの保険のいいところは、保険料の安さもさることながら、対象となる人の範囲が広いという点です

 

通常は、本人、配偶者、同居している親族、生計を共にする別居の未婚の子供、となります。基本的にその家の生計維持者が加入している場合なら、同居している家族のほぼ全員をカバーすることができます。従って夫婦でそれぞれ加入するような必要はありません。

 

また、わざわざ家族タイプに加入しなければならない、ということもありません。ただし個人賠償責任保険の被保険者の範囲については、各社において一部改定することもあるので、しっかり確認はしてください。

 

更に、ケースとして個人賠償責任保険の対象とならない事故があるので、それも確認しておきましょう。

 

主なものは、
①職務遂行中の賠償事故
②車両、船舶、航空機等を所有、使用、管理によって発生した事故
③闘争行為、いわゆるケンカでの事故
④他人から借りた物を壊した賠償事故
⑤同居の親族への損害賠償
などです。

 

職務遂行での事故というのは、例えばレストランで客の服に料理をこぼしたとかであり、車両に関する事故の場合は、その補償をする業務向けの賠償保険、自動車保険などが別にあるからです。